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デザイナーに制作依頼するときに必要な情報と素材

この記事では、制作ディレクションの要となる、素材の手配について深堀してみます。

クリエイティブ制作の場合はどんな素材が必要になるのでしょうか。

大前提として、必要な素材は作りたいものによって変わるため、素材の手配に入る前に、企画やざっくりした構成案は固まっている必要があります。

ふわっとしている場合は、素材手配のスケジュールや予算に余裕を持たせておくとリカバーしやすいです!

集めたい素材と情報はこちら!

<トンマナ決めに必要な情報>

  • クリック後に誘導するランディングページのデザイン(踏襲した方が良いケースが多いため)
  • デザインガイドライン

上記については、手元に情報がないケースがほぼですので、クライアントに手配を依頼します。

<具体的な要素>

どうやって集めたらいいのか? も考えるとハッピー!

クリエイティブ掲載要素をブレイクダウン!

テキスト類

のように、必ず掲載したいテキスト類のこと。流石にデザイナーが勝手に考えるわけにもいかないので、クライアント様とすり合わせが必要になります。

決まり事

のように、必ず掲載する要素も、しっかりゲットしたいですね!

画像系・あしらい

①素材に指定がある場合

使って欲しい写真を素材として準備しましょう! どこになにを使いたいか、にも要望がある場合は、お伝えした方が認識にズレが起きづらく、手堅いです。

②クライアント素材集の中から、好きなモノを選んでいい場合

素材集を手配しましょう!

③ストックフォトから選んでいい場合

PIXTAやshutter Stock、AdobeStockなど、ストックフォトから自由に選んでいい場合は、ストックフォトサービスを指定して、今後のフローについてお伝えします。

ストックフォトは、基本的に購入した企業に使用権が付与される仕組みのはずです。

  1. デザイン確定後、使用したストックフォトの番号をディレクターに伝える。
  2. ディレクター→クライアントに購入を依頼する。
  3. クライアントが入手した画像を、ディレクター宛に送ってもらう。
  4. ディレクター→デザイナーに渡す。

のようなフローが予想されます。

④撮影からする場合

などが必要ですが、Web広告の場合はキャンペーンサイト側で撮影した素材を使えると思いますので、手配することは滅多にないと言えます。

⑤イラストや漫画の作成が必要な場合

社内で制作できる場合は内部調整します。外注する場合は、発注できる企業やフリーランスに打診し、スケジュール的に問題がなければお見積もりを依頼します。

その先は割愛しますが、(業務委託)契約やNDAを結ぶ必要もあり、かなり慌ただしくなることが想像できます。


④⑤が必要な場合は、素材制作に期間がかかるため、全体のスケジュールと相談する必要がありそうです。

発注時に、デザイナーへ伝えること

情報と素材がそろったら、デザイナーに発注!
発注さえ終われば、果報は寝て待てですよ〜。

なぜ(作るの?)、いつ(使う)、どこで(使う)、だれが(見る)、なにを(見る)、どうする?(こんなトンマナで、バリエーションを作って欲しい)
5W1Hについては、必ずお伝えした方が良いと考えています。

なぜ作るの?【背景・課題】

例)妄想です

認知度アップのために、キャンペーンを実施します。
広告費の効果を最大化するために、質の高いクリエイティブを希望しています。
○○さんは、いつもスピーディに対応してくださるため、世界観を最大限に引き出すクリエイティブを、クライアントと三者一体になって制作することが出来ると考えております!
是非ご一緒にお仕事させていただけると幸いです!

いつ使うの?【納期】

納期がないと、優先度の高いお仕事から片付けてしまい、いつのまにか忘れられている可能性があります。

どこで使う?【媒体】

要件が知りたい

一例)

希望の納品形式

印刷物なら

誰が見るの?【対象者】

ペルソナ・ターゲット

何を見せるの?【伝えたいこと(訴求点)】

一例)

掲載したい要素

一例)

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ほんわかクリエイター rco

Web業界の片隅に生息しているマダムです。肩書きは特にありませんが、コアスキルはデザイン。(当ブログでの発信内容は、個人の見解であり、所属組織とは一切の関係がございません)