【制作者向け】Webサイト・WordPressブログ運営でよくでる用語まとめ
個人事業主や、新米Web担当者さんなど向けの、運営時に引っかかりがちな用語をまとめました。
もくじ
Webサイトの種類
Webサイト=ホームページ=Jimdo=Wix=ホームページビルダーで作れるモノ=WordPress
ブログ=アメブロ=Fc2=はてなブログ=Wordpress.com=WordPress=楽天ブログ
WordPress
ブログを書くための仕組み。
他にもブログを書くための仕組みはたくさんありますが、全世界で幅広く使われており、かつ、ライセンス料が無料のため、ブログ界隈ではよく使われています。
CMS
コンテンツ・マネージド・システムのこと。
WordPressもCMSなんですよ。
国産のMovable Type(ライセンス料が必要)、a-blog、baser CMSなんぞもあります。
Webデザイン
ヘッダー
ホームページやブログの、ロゴやメニューがある部分。
頭。
グロナビ(グローバルナビゲーション)
ブログやサイトの上の方にある、すべてのページに表示されるメニュー(ナビゲーション)のこと。
ブログやサイトの迷子防止に使います。
パンくずリスト
ブログやサイトの上の方にある、現在地を教えてくれるリスト。
ヘンゼルとグレーテルが迷わないようにパンをまいたあのお話しが由来。
メインビジュアル
キービジュアルとも呼ばれます。
そのホームページ・ブログ・広告の印象を左右する一番大切な要素です。
お堅い企業の面接に、Tシャツにジーパンデイったら門前払いを食らうように、あなたがマッチしているか、世界観や雰囲気をお伝えします。
せっかく素敵な想いがあっても、耳を傾けてもらえないことには、ないも同然なんです。
それくらい大切なこと。
サイドバー
ホームページやブログの左右に配置されている、各ページへの導線を置く場所のこと。
最近では、スマホを優先してデザインするようになり、1カラムのデザインが増えてきました。
サイドバーを目にする機会があるのは、「ブログ」や「メディア」「ポータルサイト」のように、情報量が多いサイトです。
フッター
ホームページやブログの一番下のエリア。
コピーライトやプライバシーポリシー、サイトマップなど、運営する上で必要だけど、ユーザーにとってのメリットがあまりない情報を置く場所のこと。
インフラ関係
ドメイン
「インターネット上の住所」というたとえが多いんじゃないかな?と思いますが、携帯電話の番号みたいなもの。
携帯会社を変えても電話番号を使い続けられるように、サーバーやサービスを変えたとしてもドメイン名さえ変えなければ、あなたのブログやホームページにアクセスできるんです。
サーバーよりも大切な存在です。
サーバー
インターネット上の借家。
容量はお部屋の広さのようなもの。
最新の設備か?
どんなことができるか?
によってプランが複数あることが多いです。
ご自分でサーバーを立てている! なんてツワモノもいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの方がレンタルサーバーをお使いなのではないでしょうか?
おすすめのサーバーは?
続けられるかわからないけど、とりあえずサーバーを取ってみたい方はロリポップを。
本気でブログを運営したい。複数ブログを運営したい! という方にはエックスサーバーがおすすめです。
常時SSL対応
FTP
サーバーに接続してファイルを上げ下げするためのソフト。
WindowsならFFFTP、MacならTransmitが定番。
Firefoxのアドオン、FireFTPなんてものもあります。
設計・導線・使いやすさを表す用語
ユーザビリティ
モノやWebサイトの「使いやすさ」のことを言います。
ブログのユーザビリティという言葉はあまり聞きませんが、使いやすさはおもてなしに直結します。
使っていてストレスや戸惑いを感じさせるブログを隅から隅まで見るかというと否。
ブログ運営でも大切なキーワードだと考えています。
Webサイトとして表示するために使われる言語
HTML
文章構造をマークアップするための言語。
ここは見出しだよ〜。ここは本文だよ〜。ここは強調したいところだよ〜。ここはリストなんだよ〜。表組なんだよ〜。
というのがわかるようにマークアップしてあげればOK。
タグ自体は簡単ですが、文章構造に見合った使い方を出来るか? についてはちょっぴりお勉強が必要になります。
更にレベルアップして、ダイナミックな動きを制御する! 等も(私には手がおえないのですが)理系の方々ならサクっと使えるんじゃないでしょうか?
CSS
デザインをコントロールするための言語です。
カスケーティング・スタイル・シートでCSS。
単に英語の羅列みたいなものなので、英文字アレルギーがなければ、誰でも使うことができます。
レスポンシブに対応させるためのレイアウトの制御がやや複雑です。
わたしみたいなコピペ職人は、Bootstrapのようなフレームワークを使っちゃいます。
PHP
PHPはプログラム言語の一種です。
WordPressはPHPでできています。
と聞くとなんとなく怖い! 難しい! という気がしますが、自分で1から作るのとは違って、親切なCodexもあり、親切な人たちもたくさんいらっしゃるので、気負わなければOK。
RSS
Webサイトやブログの更新情報を配信するための方法のひとつです。
SNSで更新情報を受けとる方法が主流かもしれませんが、Feedlyを使って講読する方も多いのではないでしょうか。
WordPressを使うと、カテゴリーごとにRSSを持つことができるため、特定のカテゴリーの更新情報だけを受け取るなんてこともできます。
WordPress関係
ダッシュボード
WordPressにログインしてすぐに表示される画面のこと。
投稿
投稿=ブログ機能そのもの。
企業サイトであれば、固定ページで必要な情報を発信し、投稿を「お知らせ」であったり「ブログ」であったり、「商品情報(ポートフォリオ)」「お客様の声」などに使います。時系列を持たせて、かつ、カテゴリーやタグでソートできると便利ですから!
ブログの場合は投稿の中でうまくまとめていくかがすべてです。
固定ページ
固定ページは、静的なページのことです。カテゴリーやタグを付けることは出来ませんが、親ページ→子ページのように階層を持たせることは出来ます。いわゆるWebサイトを作る場合に活躍します。
ブログを運営する上では、自己紹介などに固定ページを使うことが多いですね。
カスタム投稿タイプ
純粋にブログだけ書く場合は必要ないとおもいます。
ブログ+データベースを作りたい。なあんて目的がある場合はカスタム投稿タイプを作って整理したほうが便利です。
理由は、機会があればお話します。
パーマリンク
WordPressで作ったブログのURLをどのような形式にするかを決める機能です。
ダッシュボード>設定>パーマリンク設定 で設定します。
企業サイトであれば、記事も計画の上で更新されるため、リニューアル以外でURLが変わることは稀。ですので、ビシッと階層を作り、
/%category%/%postname%/
にしますが、ブログの場合は、後々カテゴリーを整理することが予想されます。
カテゴリーを変えるたびにURLが変わってしまっては大変。
リンク切れは301リダイレクトで対応することができますが、Facebookなどでシェアしてもらったカウントも消えてしまいます。
ですので、あらかじめ
/%postname%/
にしておくと柔軟に運用できます。
スラッグ
パーマリンクの/%postname%/にあたる部分のこと。
半角英数と一部の半角記号を使ってURLを決めることができます。
カテゴリー
投稿のカテゴリー。フォルダみたいなものです。
わかりやすく整理するなら、1つの記事にはカテゴリー1つだけ。にしておくと良いですよ。
タグ
投稿のタグ。フォルダを横断して使うことのできるラベルみたいなもの。
1つの記事に対して複数のタグをつけてもOK。
カテゴリーが「千葉県」「埼玉県」みたいなものだとしたら、タグは「男性」「女性」「中学生」みたいなものだと思ってください。
千葉県や埼玉県は1つしかありませんが、男性・女性・中学生は千葉県にも埼玉県にもいますよね。
カスタムタクソノミー
カスタム投稿タイプ用の「カテゴリー」や「タグ」のこと。必要に応じて複数作ることができます。
アイキャッチ画像
記事の「サムネイル画像」のことです。
記事を投稿する際に、アイキャッチ画像を設定すると、アイキャッチ画像が「サムネイル」として表示されたり、OGP画像(SNSでシェアするときに表示される画像)として使われたりします。
画像が付いているほうが目を惹くため、SNS経由での拡散を狙っている場合は、必ず設定したほうが良いです。
テーマ
WordPressのデザインを司ります。無料テーマから有料テーマ、オリジナルテーマまで様々なテーマがあります。
プラグイン
プラグインを使うことで、WordPressに機能を付け足すことができます。
メディア
WordPressにアップした画像やpdf、動画などを管理する機能です。
管理画面>メディア
より一覧を見ることができます。
アップデート
WordPressの管理画面にログインすると、WordPress本体・テーマ・プラグインを「更新してください」と言われることがあります。
アップデートする前にバックアップして、ぜったいにアップデートしたほうがいいです。
もう有無を言わさずアップデートしてください。
ウィジェット
WordPressテーマによって、自由に項目を入れ替えられる機能がついています。
メニュー
WordPressテーマによって、自由に設定できるメニューが設置されていることがあります。
リビジョン
投稿の編集履歴のことです。以前のバージョンに戻すことができます。
表示状況
公開・非公開・パスワードの3種類を選べます。
非公開:ログインユーザーのみ閲覧可能
パスワード:パスワードを知っているユーザーのみ閲覧可能
となります。
投稿者
記事の投稿者を選ぶことができます。複数人で運用しているサイトの場合は、重要になってきます。
抜粋
記事の概要を入力する欄のことを言います。お使いのテーマによっては、一覧ページやSEO用のdescriptionタグに利用されることがあります。
コメント・ディスカッション
記事にコメントをつけることができるか? などを制御することができます。
トラックバック
他のブログからリンクが貼られた際に、リンク元のサイトを表示する機能のことです。
検索エンジンのこと
Googleといえば検索エンジンですが、Google社は様々なサービスを作っています。
GmailにもGoogleカレンダーにもGoogleドライブにもお世話になっていますが、ここではブログ界隈で登場するキーワードに絞って説明しています。
Google AdSense
Googleの提供している広告プログラム。
自サイト・ブログに設置し、訪問者がクリックすることで決められた単価が課金される。
クリック保証型のため、リンク先のページでコンバージョン(契約・購入・お問い合わせ)に至らなくても報酬をもらうことができる。
ブロガーがブログ飯するぞ! と言って一番最初に飛びつくのがAdsensだと思われます。
Google Analytics
Googleが提供しているアクセス解析。
高機能すぎて素人のわたしにはよくわかりませんが、大切なことをたくさん教えてくれるブラックボックス的存在。
アクセス解析できる人って、シビれます。
ブログを運営する上でとっても大切です。
SEO(Search Engine Optimization)
検索エンジン最適化のこと。ブログを書いている人は大好物ですね!
検索エンジンのロボットに見つけてもらいやすくするためのアレコレ。
- 内部構造(HTMLのソースの構造や、カテゴリー等の設計)
- コンテンツのクオリティ(ブログなら記事)
- TITLEやDescriptionの付け方
- キーワードを意識した記事を書く
などなど、いろんなコツがあるようです。
おわりに
ブログ運営やサイト運営でまず壁になるのは、専門用語。たくさんの横文字が出て来て怖くなっちゃった!というお話を伺うことが多々あります。
まずは、どんな言葉があるのかを知るだけで、抵抗が減るのではないかと思います。
Web業界の片隅に生息しているマダムです。肩書きは特にありませんが、コアスキルはデザイン。(当ブログでの発信内容は、個人の見解であり、所属組織とは一切の関係がございません)